時短・節約

日常の飲み物を「水道水」にするメリット7つ

2021年1月5日

安い

ペットボトルの水を買おうとすると、安くてもスーパーで2L70円くらいする。

人間は1日に2Lの水分が必要とされるから、単純計算で1か月2100円かかる。

水道代は2か月に1回徴収されるけど、一人暮らしで3000円を超すことはほぼない。つまり1か月で多くて1500円。しかも水道代はシャワーや普段の手洗い、食器洗い、洗濯などがメインと考えると、飲み水代はほとんどかかっていない。

浄水器を使えばより安全かつ美味しい水を、ミネラルウォーターより断然安いコストで飲み続けることができる。

安全

世界で水道水が飲める国は日本を含め15か国しかないと言われている。

アジアに限ると日本とアラブ首長国連邦の2か国だけだけど、アラブは設備の清掃が良くないため安全性が低く、実質的には日本しかない。

しかも日本は水道法によって51項目もの水質基準が定められている。これらをクリアするために浄水場などの施設も国からしっかり管理されている。

ちなみに市販のミネラルウォーターは適用されるのが食品衛生法なので水道水よりもクリア項目が少なく水道水よりも安全性が劣るが、そもそも日本の水質基準は世界トップレベルなので気にする必要はない。

手間がない

コンビニにせよスーパーにせよペットボトルの水は持ち運びが重い。

ネット注文は結局運搬コストが上乗せされているので安くない。

ペットボトルは買い置きも場所を取るし、捨てるのにも潰す・ラベル剥がし・蓋取りの手間がかかる。

水道水は蛇口をひねるだけでOK。その都度汲めるから買い置きの必要もない。ゴミも出ない。

健康にいい

人間は1日に2Lの水分が必要。お茶やコーヒーなどで毎日2Lは作る手間とコストを考えると飲む量を抑え気味になってしまう。ジュースは糖分や添加物が多いため糖尿病リスクが高い。

ペットボトルの水も水道水に比べれば高い。

水道水はコストをほぼ気にしなくていいからガブガブ飲める。古くなっても気にせず捨てられる。

汚れない

お茶やコーヒーやジュースなどは、ハネたりこぼしたりすると服やカーペット、書類などが汚れてしまう。

汚した場合、拭きとる・掃除・洗う・しみ抜き・乾かす・ゴミ捨て など手間と時間がかかる。

水は汚れない。乾けば元通り。書類はシワができるけど圧をかけて伸ばせばいい。

無味無臭だからこそ飽きない

水は良くも悪くも味がない。だから基本的にどんな食事にも合う。

後味やニオイもないから仕事中など飲むシーンを選ばなくて済む。

日本の水質は軟水だから口当たりがよく、胃腸の弱い人や赤ちゃんでも安心して飲める。

味覚が正常になる

現代人は普段から味が濃いものを摂取し過ぎと言われている。濃い味が普通になると、もっと濃くないと味がわからない負のスパイラルに入ってしまい健康にもよくない。

水を飲む習慣があれば「無味」という味覚基準が身につくので、少しの味の変化でも楽しむことができる。

水道管が腐食している可能性は?

(出典:日本ダクタイル鉄管協会)

ネット上では水道管の内側が錆びだらけの画像が出回っているけど、本当にあんな錆びだらけなら多かれ少なかれ錆びが水と一緒に出てくる。

海外だと蛇口をひねると錆びた赤い水が出ることが結構多いものの、日本で目にすることは全くと言っていいほどない。

それもそのはずで、現在の日本の水道管は、内側に防食措置を施されたダクタイル鋳鉄管が採用されている。100%錆びないわけではないが、鋳鉄に含まれる鉛は性質上まったく錆びないし剥がれもしないため総合的に腐食に強い。

東京都内ではまだ昭和40年代以前に敷設された古い水道管が残っているが、それらも順次取り替え工事が進み、2017年度末時点で残存率は4%未満とのこと。

ダクタイル管も劣化するし頻繁に更新できるわけではないけど、日本のインフラがどれほど充実しているかがわかる。

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