ELDEN RING

【ELDEN RING】広大な地下世界などの新エリア・新NPC・新ボス続々判明!最終ビルド版プレイ情報まとめ

2022年2月16日

先日、ELDEN RINGの最終ビルド版が、プレイ時間6時間制限付きで海外の各メディアに解禁され、次々に情報が公開されているものの、それぞれの記者のプレイ体験がバラバラなため情報がまとまっていない。
録画は許可されておらず、体験記事はテキストベースでのみ許されている。
なので各記事の内容をもとに情報を一つにまとめてみる。

なおここに載せている画像は各メディアから公開されている動画を参照したものであり、CNTやリーク動画などのものではない。
情報のソースはページの最後に記載。

ネタバレなしの部分だけ読みたい方のために、具体的な名前などには触れずに、新情報のハイライトがわかるような概要リストを用意。
後半の記事はネタバレが多くなるため注意。

2/20 各部の正式名称 更新

最終ビルド版試遊の概要(ネタバレなし)

  • 全メディアとも6時間という限られた時間のなかで、いくつかの特定の境界線を離れることなくゲームをプレイすることができた。
  • 2021年11月に行われたクローズドネットワークテスト(以下、CNT)にあるもの以外にもたくさんのエリアを探索することができた。
    リムグレイブのすべて、その南にある島、東に広がる平原、そして公式トレーラーで紹介された、これまでアクセスできなかったマップの北側エリアも見ることができた。
  • アイテム入手やNPCなども、CNTの時と同じとは限らない。霊体召喚や戦灰などの入手はCNT時に比べ難しくなっている。
  • HP、FP、スタミナバーなどのHUDやUIにテクスチャが追加され、少しリニューアルされている。
  • グラフィックの改善:CNTでは飛んでいなかった蝶(クラフト素材)などが実際のフィールド上で確認できた。
  • 鎧の改善:マントの着脱が可能。
  • 全く新しいマップが公開された。
  • ゲームのハブエリア(ダークソウルでいう祭祀場のような場所)と多くのNPCが公開された。
  • 過去作よりもクエストの数が増えているようで、それぞれがゲームの早い段階でアクセスできるようになっている。
  • ソウルのタイトルとは思えないほど、多くのNPCが登場し、互いに交流を深めている。
  • それぞれのエリアに、世界観に合ったテーマがあり、かつ個性的であった。
  • 敵のデザインはエリアによって大きく異なり、多くのクリーチャーが登場し、それぞれ独自のムーブセットを備えている。
  • ミニボスタイプの敵も素晴らしく、デザイン、ムーブセット、音楽まで実に多彩。
  • +12の武器強化と、「光る楔石」のようなものを発見。
  • 「Faux Spells(偽りの呪文)」的な、消耗品もしくはバフのようなものクラフトすることができるかもしれない。
  • このゲームには非常に多くの秘密や発見があり、それらを解明することに多くの時間を費やすことになる。
  • 探索が重要だが、手を煩わせることなく、さりげなく、しかし効果的にヒントを与えてくれる世界観になっている。
  • 戦闘の感触は極めてソウル的

オープニング

新しいシネマティックストーリーの回想で幕を開ける。
これらはすべて未公開のもので、ゲームのプロットをさらに設定するものとなっている。

狭間の地でエルデンリングが砕け、この出来事によって永遠の女王マリカが消え(vanish)、「Night of the Black Knives(黒い刃の夜?)」と呼ばれる出来事で、黄金のゴッドウィンが最初に死亡したことが語られる。(公開されたストーリートレーラーと同じ?)
マリカの子供たち(デミゴッド:半神)はエルデンリングの欠片を求め、勝者のいない戦争が始まった。
死者でありながら生きている褪せ人は、長い間失われていた祝福の呼びかけに従い、エルデの王になることを目指す。

しかし、それを目指すのはもちろん主人公だけではなく、オープニングには間違いなくボスとして登場するか、不運なNPCになるであろう多くのキャラクターが名を連ねている。(もしかしたらその両方かも)

  • 「蛮地の族長ホーラ・ルー」
  • 「The ever-brilliant Goldmask(常に輝く黄金仮面?)」ける金仮面
  • 「Fia the Deathbed Companion(死の床の友フィア?)」
  • 「'Loathsome' Dung Eater("忌まわしい"糞喰い?)」
  • 「Sir Gideon Ofnir, the All-Knowing(全知の破壊公オヴニル?)」百知卿、ギデオン=オーフニール

「蛮地の族長ホーラ・ルー」は、防具:勇者セットの兜「勇者の頭環」のテキストで触れられている。

【勇者の頭環】

蛮地にて勇者にのみ許される頭環
多くの敵を屠った証

そして勇者は、余分なものは纏わない
彼らの王、ホーラ・ルーのように

王を待つ礼拝堂

オープニングが終わると、「Chapel of Anticipation(予見の礼拝堂)」「王を待つ礼拝堂」という廃墟に到着する。
「リング(The Ring)のポーズ」のジェスチャーを覚える。
ボスと戦う前に、アイテムを拾ったり、少しばかり探索することを許される、フロムソフトウェアの典型的な演出がある。
ボス「Grafted Scion(多腕の鍵番?)」「接ぎ木の貴公子」と遭遇し戦闘に入る。(状態異常:狂気に注意)
このボスは手足が複数あり、CNTでストームヴィル城の鍵のかかった部屋で戦い、錆びた鍵をドロップする敵に似ている。
ボスとの戦闘で死亡すると、CNTと同じように地下で目を覚まし、そこでオプションのチュートリアルを終えた後、リムグレイブに出る。
この敵に勝つと、もっと先のエリアへの重要なショートカットを解除できるのではないかと思われる。

漂着墓地

「Cave of knowledge(学びの洞窟)」と名付けられたチュートリアルエリアがあり、外につながる出口の直前にミニボスである「ゴドリックの軍兵」とのチュートリアル的な戦闘がある。

その先には霧の壁とインプ像があり、贈り物などで手に入る「Stonesword Key(石剣の鍵)」を石像に使うと霧の壁の先のエリアへ入れるようになる。
この鍵は入手数に限りがあり使い捨てのため、使いどころを考える必要がある。

霧の壁の先には下へ向かう大きな通路があり、一撃必殺の車輪を持つ大型戦車が巡回している。
この戦車は自動的に巡回しており、プレイヤーは上手くタイミングを合わせて、通路上にあるちょっとしたスペースからスペースへ入りつつ先へ進んでいく必要がある。
これはとてもソウル的で、避難しようとしたスペースにスケルトンが隠れている『DARK SOULS 2』のチャリオットを彷彿とさせる。

エレの教会

エレの教会にいる放浪商人カーレの扱う商品は、CNT時とは違うラインナップになっている。
最終ビルドでは霊体召喚は販売しておらず、代わりに「ノート」「文書」と呼ばれる、隻狼に出てくる手紙のようなものを販売している。これには秘密の場所や何らかのヒントが書かれている。

ここには鍛冶台があり、「鍛石」とルーンを消費して武器を強化することができるが、+3~5程度までしか強化できない。
さらに強化したい場合は、後述する「Roundtable Hold(円卓)」にいる鍛冶屋に依頼する必要がある。

4本の腕と2つの顔を持つ青い人型のNPCである「雪の魔女」がいて、「霊喚びの鈴(れいよびのすず)」(霊体召喚用アイテム)をプレゼントしてくれる。この雪の魔女は、ストーリートレーラーに登場した語り部である。
雪の魔女は霊体の召喚方法を教えてはくれるが、霊体のアップグレードはできない。
霊体アップグレードは後に登場するNPC「Roderika the spirit tuner(精霊調律師ロデリカ?)」が行える。

ストームヴィル城への参道

ストームヴィル城の参道にある廃墟となった小屋には、女性NPC「Roderika the spirit tuner(精霊調律師ロデリカ?)」がいる。
彼女は「仲間は全員殺されており、その手足や頭などはすべて城主であるゴドリックが使用するために移植された」と話す。
この「接ぎ木」(手足の移植)は、実際に城に入ってみてすぐにわかる、この城のちょっとしたテーマとなっている。

さらに彼女はクエストを提示するとともに、「霊クラゲの遺灰」(霊体召喚)をプレゼントしてくれる。
彼女は霊体アップグレードが可能で、「円卓の間」に移動することが確認されている。

リムグレイブ 各フィールド

竜餐教会

離れ小島にある竜餐教会では、CNT時はドラゴンの心臓を使うことで「グレイオールの咆哮」(祈祷)と交換できたが、最終ビルドではドラゴンの心臓1つで3つのスペルのうちのどれか1つと交換できた。
「ドラゴンの噛みつき」「ドラゴンクロー」「ドラゴンファイア」といった感じの名前。

関門前の廃墟

ここの野営地にある荷車などからは、CNTでは「坩堝装備セット」や「オルドビスの大剣」などが入手できたが、最終ビルドでは武器「フレイル」や大剣「Lordsworn’s Greatsword(誓いの王の大剣?)」を入手できた。

はじめての戦灰もここで入手したが、「Whetstone knife(砥石ナイフ?)」というアイテムも付属していた。
このアイテムは、祝福で武器に戦灰を付与する際に必要となるアイテムらしい。

林脇の洞窟

CNTで林脇の洞窟内のミニボス「ファルム・アズラの獣人」の部屋にある宝箱から入手できた「霊薬の聖杯瓶」は、最終ビルドでは入手できなくなっていた。実際のところ、序盤のアイテムにしては強すぎた。

宿場跡

宿場跡の地下にはCNT同様、ミニボス「かぼちゃ兜」がおり、その奥に輝石魔術を販売している「魔術師セレン」がいた。

竜に焼かれた廃墟

竜に焼かれた廃墟の地下では、序盤で強い武器「ツインブレード」と、タリスマン「緋色琥珀のメダリオン」が手に入る。

リムグレイブ坑道

ミニボス「石掘りトロル」を倒すと、CNTでは刀武器「竜鱗刀」が手に入ったが、最終ビルドでは「シャウト」が手に入る。
「シャウト」は敵にダメージを与え、押し返すスキル。

主なき猟犬の封牢

嵐の丘の南側にある「主なき猟犬の封牢」では、CNT時にいたミニボス「猟犬騎士ダリウィル」は居なくなっており、かわりに「坩堝の騎士」がいた。相当強いボスで、ほぼ一撃でやられてしまうほど。

リムグレイブ 南側

CNTではできなかったが、最終ビルドではリムグレイブのマップの南側に進むことができ、そこに「仮称:歩く島(画像参照)」がいた。
この歩く島では「Remembrance(記憶?)」を複製することができる。
予想では、ソウルシリーズのようにボスを倒すと獲得できるボスソウルを複製できるのではないか?と思われる

このエリアにあるアギール湖やいくつかの野営地の先に、「Weeping Peninsula(嘆きの半島?)」があり、「Sacrificial Bridge(生け贄の橋?)」という謎めいた名前の橋を通って行くことができる。
この橋では近接、遠距離、砲撃の敵が出現するため、別ルートをとるか、トレントの速度で突き進むかが問われる。
半島の荒涼とした風景には、宮崎名物の毒の沼地や、かつて人間だったかのような小さなキメラのような獣が彷徨っている。

モーン城

生け贄の橋から進む道の途中で、「Blind noble Irina(盲目の貴族イリーナ)」という女性から、「兵士である父親が、反乱を起こした召使いたちに制圧された城にまだ捕らわれており、その父親に手紙を届けてほしい」とクエストが依頼される。
彼女はこの先にある城について、「恐ろしい遠吠えが住民に絶望と破滅をもたらす場所」だと話す。

その道をさらに進むと「Castle Mourne(モーン城?嘆きの城?)」がある。
城の外壁には、門を守る巨大な弓兵がいて、その弓はバリスタのごとく遠距離からプレイヤーを射抜いてくる。
城の中には大きな中庭があり、そこには燃え盛る死体の山がある。その周りには蛇の尾や羽を持つ、ライオンのようなキメラ獣が多くいる。
また、城の裏手には隠された祝福があり、手強い敵が宝を守っている。

この城の最下部には、水域につながるいくつかの小島と、明らかにボスの闘技場と思われる島があり、伝統的な霧の門が設置されている。
そこではボス「Leonine Half-Breed(獅子の半獣?)」との戦闘があり、倒すと報酬として「Grafted Blade Greatsword(接ぎ木の刃の大剣?)」が手に入る。
この武器には「Oath of Vengeance(復讐の誓い?)」という戦灰がついていて、すべてのステータスと身のこなしが上昇する。

NPCとの出会いが何通りかあるが、これが終わるとモーン城の他の場所を探索することができなくなる。
それがこの建物のせいなのか、それともエルデンリングの物語の比較的序盤だったせいなのかは不明。

城に向かう途中、野生の犬や、反乱を起こした使用人たちの残骸である歪んだ殻(twisted husks)と戦った。
敵たちが焚き火を囲み、その上にはかつての城主と思われる人物がいる。この場所には、奥に隠れている強力なボスから剣を奪い返すというミニクエストがあり、ゲーム開始直後からアクセスできる。

このエリアにはリムグレイブから自然な流れで訪れることができ、探索して多くの敵を倒し、ユニークな「デミ・ヒューマン・クイーン(亜人の女王?)」の杖を手に入れたり、霊的な燭台を見つけて秘密を発見し、閉じ込められた床に落ちた先で巨大ネズミに襲われたりできる。
また、敵に火を噴きかけることができる松明を入手できる。

ケーリッド

嵐の丘から真東に向かうと、「Caelid(ケーリッド?)」という砂漠のようなエリアがある。
「Caelid(ケーリッド)」に近づくと、空が暗くなり始め、血のように赤く染まっていく。このエリアは全体的に地獄のような色合いになっており、丘には廃墟となった貧民街風の建物が散在し、毒の沼地へと流れ込んでいる。トレーラーでもチラッと映っていたエリア?

この乾燥した砂漠地帯には、巨大な頭を持つ犬やカラス、狼男など、異形の動物が徘徊し、時には互いにぶつかり合い、一方が死ぬとルーンが勝手に手に入る。植物は少なく、木は枯れ、赤みがかった大きなキノコが生え、この地域を覆っている。
このエリアのゴシックな雰囲気はBloodborneの雰囲気を醸し出しているが、Bloodborneのゲームとは似ても似つかない。

エリアに入ると敵対NPC「Anastacia(アナスタシア)」に侵入される。彼女はスクリーンショットで見られたような女王の鎧を着ており、「Meat Cleaver(肉断ち包丁)」を思わせる大剣を使用している。
敵対NPCの侵攻は過去作から大幅に改善されており、AIが魔法をかわしたり、戦技を賢く使って戦闘を仕掛けてくる。

このエリアには大きな塔があり、登って探索することで高所へ行くことができるが、そこの敵は上級者向けで難しい。

Minor Erdtree(小さな黄金樹?)

さらにその先には、「壺男」の死骸と思われる壊れた壺に囲まれた「Minor Erdtree(小さな黄金樹?)」がある。
このエリアは、大きな棒状の武器を持った恐ろしいミニボス「Erdtree Avatar(黄金樹の化身?)」が守っている。
この敵は折れた朽ち木のようなニョロニョロした姿をしており、素早く物理攻撃と魔法攻撃を使用してくる。魔法攻撃は追尾する矢に似ているが、黄色い。
報酬は「霊薬の聖杯瓶」に混ぜて、さまざまなバフや効果を生み出すことができるアイテムだった。
このボスを倒しても大きな変化はないようだったが、マップには金色の「Minor Erdtree(小さな黄金樹)」マークが表示されるようになった。

先ほどとは別の「Minor Erdtree(小さな黄金樹)」に向かったところ、別のミニボス「Putrid Avatar(腐敗の化身?)」が登場し、あっけなく倒された。

Greyoll’s Dragonbarrow(グレイオールの古墳?)

ケーリッドの北側には、「Greyoll’s Dragonbarrow(グレイオールの古墳?)」と呼ばれるエリアがある。
2匹のドラゴンがいたため、そこから逃れるために霊馬で丘を駆け上がると、グレイオールと思われる巨大なドラゴンが現れ、その咆哮で周囲にいる6頭のドラゴンを目覚めさせたため、さらに逃げるしかなかった。

南側には、ボス戦へのテレポートする「Evergaol(封牢)」があり、「a diseased dragon(病竜?)」とのボス戦がある。
周辺に広がる朽ち果てたエリアには、本当におぞましい虫のような敵が生息している。

ケーリッドの北にある「Bestial Sanctum(獣の聖域?)」は大型モンスターに守られていて、序盤に突破するのは難しそう。

湖のリウルニア

ストームヴィル城に続く壊れた橋を探索し、鐘がたくさんついた杖を持った老婆からお告げを受ける。
彼女はレア・ルカリアへ向かうようにと言ったので、北東へと進み、マップの次のエリアをアンロックした。
この「Liurnia of the Lakes(湖のリウルニア?)」と呼ばれるエリアは、レア・ルカリア魔法学院の周辺であり、大胆な青が基調となっている。浅瀬の多い海域は霧に包まれ、いたるところで水晶が光っている。リムグレイブのトロールや人間、狼とは異なり、新しい敵ばかりがこの場所を占拠している。

エリアに入るとすぐに新米の魔法教師に出会う。
彼はルーンを要求する代わりに基本的なソーサリーを教えてくれる。(ある程度の知力が必要?)
「占星術士セット」と「ランタン」が売られている。ランタンはベルトに引っ掛けて移動する際に明かりを提供してくれる。

このエリアの浸水した遺跡を進んでいくと、新しい「Cookbooks(製法書)」がいくつか見つかる。
レシピを読んでみると、「Freezing Grease(凍った油脂?)」のような一時的な呪文に使われる「faux sorceries(偽りの呪文?)」を作るためのものであることがわかる。つまり、武器のバフや消耗品の呪文的な効果は、魔法ビルド以外でも製作可能であるということ。

このエリアの敵には、ムカデのような人型接ぎ木や、高い位置から火を召喚する魔道士がいる。
そして最終的には攻撃的な巨大カニがはびこる、恐ろしいほど大きな毒の沼地にまで広がっている。
幸い、霊馬は毒に免疫があるようで、毒の影響を受けることなく沼地を走り回ることができる。

遠くのほうに巨大な光り輝くものが見えた。それは実は巨大なロブスターで、プレイヤー見て不機嫌になり、積極的に向かってくる。
霊馬に乗っているのだから、このロブスターを追い越すのは簡単だと思っていたのだが、意外に早く距離を詰められてしまった。
このロブスターを振り払おうと、いくつかの石造りの建物の周りを走ったが、ロブスターは酸のようなものを吐き出し、目の前でその場の石垣を崩してしまった。

別の方向へ進むと緑のフィールドに出る。
そこには巨大な金属製のゴブリンの頭部がいくつもあり、あるものは直立し、あるものは半分埋まっている。
この辺りはかつて水没していたのだろうか?そしてこれらのものはどこから来て、何のためにあるのだろうかと考えさせられる。
大げさに笑ったゴブリンから大砲のようなものが突き出ていたりと、これらのオブジェクトは、これまで見たものよりもはるかにテクノロジーに傾倒しているように見えた。

この奇妙なフィールドを抜け、水晶の洞窟の中に入っていくと、クリスタルがたくさんあり、敵も多くいる。水晶で覆われたカタツムリに襲われると、水晶を発射して強力な氷のダメージを受ける。この洞窟は今まで見た洞窟よりも大きく、複数の通路があり、地下深くには見えるものの降り方がわからないエリアがある。

外に出ると、浅瀬が深海となり、半分水没した建物の上を移動することになるエリアがある。大きな頭を持つゴブリンや巨大な魔法の花などの脅威が一帯を覆っており、これまで見た中で最も魔法に満ちたエリアの一つ、と言っても過言ではない。
巨大なカニやカメの戦士などもいるが、対処を間違わなければ大丈夫。

レア・ルカリアへ向かう途中、先ほど草原にそっと置かれていた、捨てられたゴブリンの頭をした建造物がある。
口から火を噴くことができるこの強力な戦闘マシンを間近で見ることができた。

リウルニアの西側はリムグレイブに似ているが、標高が高く、小さな黄金樹があり、体に木が生えた人型の敵もいる。
また、CNTで見た、竜餐教会の方向を指差していたようなPointing statues(指差す像)があることにも気がつく。

エリア北側が最も興味深く、いくつかの霊クラゲを通り過ぎ、大きな霊体「headless首なし?)」の敵グループを巧みにかわした後、「Stonesword key(石剣の鍵)」を要求するいくつかの悪魔の石像を発見した。
このエリアは 「The Four Belfries(4つの鐘楼?)」と呼ばれ、幸運にも宝箱の1つに鍵があり、1つのポータルを選んで開くことができた。
選んだポータルは、ストームヴィル城のすぐ西にある島にある、チュートリアルエリアのボス戦に行くためのものだった。

軍勢をかわしながら、このエリアの中央部にあるレア・ルカリア魔法学院への階段を上っていくと、正門が開かないことに気がついた。
「glintstone key(輝石の鍵)」がないと入れないようだ。

このエリア一帯は、魔法が発生する場所だと思われる。
周囲の様子を見渡すと、すべての魔法が純粋な意図によるものとは限らないことがわかる。

ストームヴィル城

スタート地点の北側には、ストームヴィル城がある。
城の外側を探索していると、崖を切り抜けて洞窟に変わる茂みに隠された次エリアへのの隠し山道を発見。
城のダンジョン全体と忌み鬼マルギットとの戦いを回避でき、城の奥に広がるオープンワールド、「Liurnia of the Lakes(湖のリウルニア)」に行くための、もうひとつの道となっている。
つまり、ストームヴィル城はゲーム内で”避けては通れない関所”ではなかったことがわかった。

CNTでも登場した、ストームヴィル城の入り口にいるボス「忌み鬼マルギット」を倒すと、「Talisman Pouch(タリスマンポーチ)」を落とし、タリスマンスロットという永久的なプレイヤー強化を与えてくれる。タリスマンスロットはソウルシリーズでいうところの指輪枠と同じようなものなので、できるだけ入手したい。タリスマンスロットはスタート時点では1つしかないようだ。

その先には、建物の外側へ迂回する道があり、錆びた鍵でロックされている扉にたどり着くことができる。
CNTでここの鍵をドロップしていた多腕の鍵番は、最終ビルドでは重装備の衛兵に変わっている。
この敵は剣で強力な風を巻き起こし、大ダメージを与えてくる。

さらに先には、CNTでデモの終了を告げたハシゴがある。それを昇った先にある屋根の上や城壁では、足にナイフをつけたワシや、爆発する火薬樽を投げてきたり火を噴いたりする鳥がいる。多くの衛兵を退けた先にある、死体や手足が散乱し吊るされた大広間では、噂に聞いていた「接ぎ木」作業の様子が伺える。巨大なトロールが血を流して吊るされている場所もある。

城内にある小さな礼拝堂では、気さくな魔術師「Rogier(ロジェール)」が呪文を売ってくれる。

城を登っていくと、ここにも「Imp Vessel(ガーゴイルの悪魔の石像)」があり、「石剣の鍵」を使って封印されたエリアを解放できる。
別のとある不思議な部屋では絵画を見つけた。この絵は、プレイ中に何枚か見つけたうちの1枚であり、世界の特定の場所の風景が描かれている。その絵に描かれている場所に行けば、作者の魂が見つかるかもしれないと書かれており、探検、記憶、地図の習得といった要素と結びついている。

また、「壺男」的な壺クリーチャーの集団にも遭遇。
鉄拳のアレキサンダーとは異なり、この壺たちは敵対的で、プレイヤーを見るなり襲ってくる。大きな壺は回転する渦巻き状の攻撃で大きなダメージを与えるので、甘く見ないほうがいい。

城の別の敷地には、"接ぎ木"された獅子との戦闘になった。モーン城にいたような半ライオン型の人型ではなく、巨大な体に鎖でつながれた剣が移植された本物の巨大ライオンであり、こういったモンスターからストームヴィル城の物語を窺い知れる。

このライオンの先、城の外には壊れた橋があり、そこには巨大な鍛造兵士が多くいる。橋の端まで走ると、いくつかの岩棚から、紫色に光る小さなポータルが現れ、なんとも異様な雰囲気に。その扉を開くと、リムグレイブの別の場所、巨大な橋の先にある、以前は立ち入ることのできなかった地点に飛ばされる。

そのリムグレイブの「Divine Tower(神塔?)」に到着すると、他のバイオームにも同じような神塔があると思われた。(マップ上でも第2エリアに似たような空間があり、この説は補強されている)。しかし、この塔に続く巨大な扉は閉ざされている。砦から取り出した「Crescent Seals(三日月の紋章?)」の残り半分があれば、開けることができるかも……天空に昇る?
後述する地下世界のように、「狭間の地」の"下"に行けるのなら、その"上"にも登れるのでは?

ボス「接ぎ木のゴドリック」

ゴドリックの攻撃は実に多彩で、10回以上戦闘を試みても、新しいアビリティやスキルミックスを見かけるほど。
これらのスキルの多くはほんの数発でプレイヤーを殺すことができる。
霊体召喚が有効かと思われたが、ゴドリックの攻撃はほとんどが範囲攻撃的で強力なため、あらゆるものを瞬時に倒してしまう。
唯一時間を稼げるのは、1度倒れても復活する霊体「Skeletal Militiamen(スケルトンの民兵?)」と思われる。(入手場所は後述)

ゴドリックに挑んだのはキャラクターレベル20の頃で、バンダイナムコの担当者によると、フロムソフトウェアはプレイヤーがレベル40の頃に挑むことを想定しているとのこと。
序盤のボスにしては、無名の王や修道女フリーデといった強さに匹敵すると思われる。

ゴドリックを倒すと、「Great Rune(大いなるルーン?)」「Remembrance of Godrick(ゴドリックの記憶?)」を手に入れる。
「記憶」はルーンの塊であり、使用によりルーンを獲得できるが、これは言わば「ボスソウル」に相当するもので、何らかの形で武器や防具、魔法に転生・変化させることができると推測される。

ストームヴィル城 東側

「Kenneth Haight(ケネス・ヘイト)」

ストームヴィル城の東側、騎兵や盗賊の野営地を抜けると、比較的穏やかな草原が広がっている。
遺跡があり、その上にはリムグレイブの次期統治者を名乗る「Kenneth Haight(ケネス・ヘイト)」という男が立っている。
彼は砦を追われた王族だと言い、砦を荒らす輩たちを一掃してほしいという。
彼の王座奪還の手助けをすれば、報酬と祝宴を約束するというのだが、どこか腑に落ちないところがある。

「Fort Haight(ヘイト砦?)」はミニダンジョンのようなもので、大きな敵や部隊を同時に相手にする。
ボス戦や闘技場はないが、爆弾を投げたり、厄介な角度から何度も攻撃してくる敵などが存在する。
砦の上にある目立つ宝箱には、不思議なアイテムが眠っている。

ケネスに報告すると、敵を一掃したことに喜んで、これから砦に戻ると言った。
ただ、この時プレイしていたビルドでは、このクエストの次のステップに進むことができなかったため、ヘイトの話は終わってしまった。
このクエストはこのゲームの世界を変える可能性を示していると感じられた。

巨大クマの森

草原近くの森を進むと、オオカミやシカ、巨大なクマなどが生息している。
CNTでは、この巨大クマの一匹にたどり着いたプレイヤーもいて、ミニボスと勘違いしている人もいたが、森には何体もの巨大クマが徘徊しており、非常に危険な場所となっている。

クマは古代の遺跡や洞窟の中に巣を作り、特殊な装備やミニボスを隠している。クマは眠っていることが多いので、忍び足でターゲットに近づくことができる。また、オオカミなどは他の敵と交戦したり、仲間同士で争っていることもあるので、遠くから仕留めるチャンスがある。

このエリアでは新たな戦灰として、「Sacred(神聖な)」戦灰や、防御を貫く貫通弾を発生させる「Bow ash of war(弓の戦灰)」を発見。

Summonwater(召喚の水域?)

墓地エリアがあり、一度倒すと復活するスケルトン達がいる。
ここではハムレットの台詞を今にも口ずさみそうな胸像を持った、謎めいた金仮面のNPC「"D"」と出会う。
"D"は「live in death(死に生きる者)」たちを追い詰めており、村の近くの「Summonwater(召喚の水域?)」が死によって支配されていると警告している。死んだ船乗りがそこに住み着いたのだと言う。

このエリアの見どころは「Summonwater(召喚の水域?)」と呼ばれる場所(湖?)で、ギリシャ神話の「Charon」を思わせる幻影のスケルトンの船頭が巨大な墓を漕ぎ、スケルトンを蘇らせて戦闘を仕掛けてくる。
このフィールドボス 「Bonebeckoner Mariner(骨招きの船乗り?)」または「Tibia Mariner(脛骨の船乗り?…こっちが本名?)」はスピードは遅いものの、船を持ち上げては倒すことによる大ダメージの大波を発生させたり、マゼンタ色の水紋とともに周囲に大きな衝撃ダメージを与えるAoE攻撃を仕掛けてくるため、騎乗による戦闘が適している。
このフィールドボスは非常にユニークで、フロム・ソフトウェアはゲーム全体を面白くするために、革新的なボスとムーブセットの作成に多大な時間を費やしていると感じられた。

ボスを倒すと、湖は不死の疫病から解放され、"D"は「円卓の間」へ移動する。
さらに「Skeletal Militiamen(スケルトンの民兵?)」の霊体召喚と、「piece of Deathroot(死根のかけら?)」を入手した。
「Deathroot(死根)」の説明には、"「Beast Clergymen(獣の司祭?)」がこれを求める"と書かれている。

「死根」「獣の司祭」に関しては、祈祷「獣爪」のテキストで触れられている。

【獣爪】

獣の司祭グラング
死根を摘む者に授ける祈祷のひとつ

獣爪を生じ、衝撃で大地を引き裂く
タメ使用で強化される

かつてグラングは、恐ろしい獣であったという
古き名が、デミゴッドの死を意味するほどに

Alexander the Iron Fist(鉄拳のアレキサンダー)

オオカミが上から降ってきて襲ってくるような険しい丘陵地帯を抜けると、遠くから聞き覚えのある声が聞こえてくる。
そこには発売前からゲームのマスコット的な存在として親しまれている有名な「ポットボーイ(壺男)」がいる。
彼の名前は「Alexander the Iron Fist(鉄拳のアレキサンダー)」といい、"戦士の壺"らしい。

地面に埋まっている彼をたたき出して助けると、使用により物理攻撃力が一時的に大幅アップする「Exalted Flesh(勇者の肉塊)」をくれる。
アレキサンダーは、ここから東にある、「Scarlet Rot(緋の腐敗)」に侵されたケーリッドの端にある「Redmane Castle(レッドメイン城?)」を調べるといいと教えてくれる。
彼は「円卓の間」には移動しない。
「壺男」には敵、大型、小型のバージョンが存在する。

広大な地下世界 永遠の都

Siofra River(シオフラ川?)

巨大クマの森からそう遠くないところに、地味なドーム型の建物があった。中にはエレベーターしかない。
エレベーターに乗り下へ降りていくと、30秒ほどで壁に亀裂が入りはじめ、美しく幻想的な地下世界が垣間見えるようになる。
それでもずっと降り続け、下に到着するのに60秒くらいかかる。
そして、「Siofra River(シオフラ川?)」という名の、地下に広がる紫と青に彩られた美しい空間に降り立つ。
この地下空間は広大であり、地下河川がオープンワールドのマップ直下を流れている。

2021年8月、初めてエルデンリングのゲームプレイ動画が公開された際、マップの下に「地下迷宮(labyrinth)」という選択肢が表示されていた。これが何なのか正確には明らかにされておらず、プレイヤーが探索できる地下エリアのことだろうと推測されていたが、今回その正体が判明した。このエリアへはその気になればゲーム開始直後からアクセスすることができる。

この地下エリアは、洞窟のようなダンジョンでもなく、建物でもない。
チェックポイントがあり、"地下"という独自のマップを持つ「世界」となっている。

この場所に到達すると、実際にマップを切り替えられるようになる。さらに空(割れているように見えた)には満点の星空が広がり、パルテノン神殿のような空飛ぶ城、無数の巨大な遺跡や建物が辺りを覆っている。
地下深くにあるにもかかわらず、松明を使わずにあたりを見渡せるほど明るい。
このマップ全体を明らかにするには、通常のマップと同じように「地図断片」を集める必要があるほどに広い。

このエリアを探索したところ、「Dewkissed Herba(露触れのハーブ?)」などの新素材や、武器の上位アップグレード素材があった。特に1つは+12までアップグレード可能と表示されており、DARK SOULS 1のように最大アップグレードが+15まで用意されている可能性がある。
また「Twinkling Titanite(光る楔石)」に相当すると思われる、ユニーク武器のアップグレード素材も発見した。
このエリアは全体的に「月光」のような雰囲気があり、人型の槍使いや稲妻をまとったウィスプ(whisps)、巨大カニ、巨大ネズミ、超巨大ネズミ、鹿、猪、鷲、そして羊など、陸上と同じような様々な生物が生息している。

「Hallowborne Grounds(聖誕の間?)」

壮大な遺跡へと続く道に柱が並んでおり、遺跡には「Hallowborne Grounds(聖誕の間?)」と呼ばれる空間があり、巨大な雄鹿の霊(死体?)のようなものが動かずに横たわっている(眠っている?)。
遺跡へ続く道の柱の根元には、このエリアのマップと、炎を灯すことができる特別な祭壇がある。
祭壇に火を灯すと、雄鹿に向かう階段の柱のひとつにも火が灯り、すべての柱を探し出して火をつける流れになる。
岩場をまたいだり、角の生えた巨大な精霊の待ち伏せなどもあり、一筋縄ではいかない。
蛮族の毛皮を身にまとい、大きな斧や強大な弓で攻撃してくる敵も存在し、しかも非常に素早いスピードと、近づくと消えたり現れたりする。

すべての柱に火を灯した後、再び「Hallowborne Grounds(聖誕の間?)」に近づくと、今度は死体にかすかな光が差していた。この光に触れると洞窟にテレポートし、トレーラーでちらりと見えた「Ancestor Spirit(祖先の霊)」(雄鹿の霊体?)とのボス戦が始まる。
このボスのムーブセットは浮遊感のある不思議なもので、ソウル経験者にとっては新鮮な体験となった。

Eternal City(永遠の都)

さらに遺跡の中を突き進んでいくと、「Eternal City(永遠の都)」という名のエリアへ入ったが、バンダイナムコの担当者から「地上へ戻るように」と指示が出た。

「永遠の都」に関しては、輝石魔術「メテオライト」のテキストで触れられている。

【メテオライト】

隕石に由来し、重力を用いる輝石の魔術
石の肌を持つ白王たちの技

虚空から小隕石を喚び、落下させる
使用し続ける間、隕石落下は続く

太古地下に滅びた、永遠の都では
隕石は星と同じ意味を持ったという

さらに周囲を探索すると、テレポートを発見した。エルデンリングには、別の場所に移動するための特別な「ゲート(gates)」があり、祝福とは異なり、これは単にマップ上のスキップであり、このゲートを使用すると、単に新しい場所にテレポートすることができる。
明るい白光の風で誘導され、行き来することができる。

王都レインデル

地表に戻ると、南側には「Tower of Return(帰還の塔?)」と呼ばれる場所がある。
基本的な敵が数体いるだけで、特に何もなかったが、塔のてっぺんに登ると、宝箱がある。
その箱を開けると、それは罠であり、プレイヤーはどこかにテレポートさせられると告げられる。

「Tower of Return(帰還の塔)」で罠にかかった数秒後、金色の葉が舞い散る美しい石造りの中庭にテレポートする。
ここは「Leyndell, the royal capital(王都レインデル?)」という名の場所のようで、マップで確認すると、リムグレイブの遥か北にある。
ここには祝福と、巨大なゴーレムとの戦いにつながる石段がある。
このゴーレムは何度戦っても粉々にされるほど強いが、周辺には宝箱がいくつかある。

円卓の間

リムグレイブやストームヴィル城を探索していると、(正確なタイミングは不明だが)今作の火防女的存在である「メリナ」から今作のハブエリアである「Roundtable Hold(円卓の間?)」へと招待される。
招待される条件は場所などに依存するものではなく、自然な進行の一部と思われ、祝福の場所をどんどん見つけていくと発動するようだ。
(「ゴドリックは3回挑戦したが敵わないので立ち去った」と記事にあることから、円卓の間に招待されるためにゴドリックを倒す必要はなさそう)

この円卓の間は狭間の地とは切り離された、いわばマップ外に存在する隠れ家のような場所であり、どの祝福からもテレポートできる。
プレイヤーと同じ褪せ人である、友好的なNPCたちが集っている。
初めて訪れると、ここでは厳格な不可侵条約が結ばれており、戦闘行為は禁止されていることを知らされる。
中央の広間を抜けると、複数の部屋が隣接している。

円卓の間に集うNPC

・「Corhyn(コーヒン)」
信仰に基づく呪文を教えてくれる神官。彼や他のNPCが売る呪文を増やすために持っていく"本"が存在。

・「"D"」
金と銀のユニークな鎧を着ている。「死に生きる者(live in death)」を狩ると言い、その危険性を警告してくる。
獣の司祭に会うための場所をマップ上に赤い印で記してくれる。

「Diallos(ディアロス)」
鎧をまとった貴族。行方不明になった家臣「Lanya(ラーニャ?)」のことを探しており、プレイヤーに尋ねてくる。

・老いた褪せ人
魔王の兜のようなものを被っている。ここに来たプレイヤーの陰口をたたいているが、面白がっているようでもある。

・無言の褪せ人
壁にもたれかかっている人物。エモートで話しかけてくる。ジェスチャーをくれる。

・「Twin Maiden Husks(双子巫女の殻?)」
干からびた気味の悪いキャラクター。何らかの目的でプレイヤーから「bell bearings(鈴の軸受け?)」を要求する。
「Blue Sentinels(青教)」に相当すると思われるマルチプレイ関連のアイテムをくれる。

・「Roderika the spirit tuner(精霊調律師ロデリカ)」
ストームヴィル城への道にある小屋で出会う女性。霊体アップグレードをしてくれる。
ここで自身の存在意義を見出そうとしているのだと話す。

・「Smithing Master Hewg(鍛冶屋のヒューグ)」
石のような鱗と大きな爪のある足を持つ怪物的な人型生物で、他のエリアでも通常の敵として見かけることがある。
不思議なことに、彼は円形闘技場の囚人として、壁に鎖でつながれている。彼は自分が囚人であることを告げる。
彼が提供するサービスの中には「Ash of War Duplication(戦灰の複製?)」という面白いオプションがあり、祝福で交換しなくても複数の武器に同じ戦灰をつけられるようになっていた。
彼にロデリカについて質問すると、「ロデリカにはまだ自覚していないspirit tuning(精霊調律?)の才能がある」という。

・「Fia the Deathbed Companion(死の床の友フィア)」(オープニングにも登場)
「Many great champions have accepted her gentle, final embrace.(多くの偉大な闘士たちが、彼女の優しい最後の抱擁を受け入れる。)」
彼女は汚れたベッドに座り、古代の本に囲まれている。
"死に瀕した人のそばにいて抱きしめる事"が自分の出身地での習慣であり、義務であると語る。
そして彼女は魅力的な裏話をたくさん持っており、何度でもあなた(プレイヤー)を抱きしめてくれるという。

この抱きしめる行為はどうやら神聖な行為らしく、「はい」を選択して抱きしめてもらうと、オープニングのイントロトレーラーに登場した「deathbed companion(死の床の友)」のフィアと同一人物であることが判明する。
FPを消費して一時的に強靭度(Poise)を上げる消耗品「Baldachin’s Blessing(バルダシンの祝福)」と引き換えに、ハグを要求してくる。これは明らかに気まずいやり取りで、これを何度も繰り返すと、彼女に関するクエストや他のNPCに影響があるかもしれないと推測される。
彼女がくれるこのアイテムがPvPで活躍することは間違いないが、一度に1つしか持てない。とはいえ、彼女は何度でも抱きしめてくれる。

また、フィアの部屋には「Clouded Mirror(曇り鏡)」という化粧台があり、キャラクター作成画面に入り直して、自分の名前や外見を好きなように何度でもカスタマイズすることができる(贈り物の変更は不可)。キャラ作成時の「最初のボス」とも何度も戦える。

多数の謎エリア

そしてこの円卓の間には、ロックされたドアや、血痕でいっぱいのアリーナがあり、将来的に多くの秘密が明らかになることを示唆している。
メインルームのすぐ近くには、バルコニーから飛び降りない限りアクセスできないような大きなエリアがある。

飛び降りると、霜の魔法を使う敵対NPC「Mad Tongue(狂気の舌?)」もしくは「Frenzy-Tongue(狂乱の舌?)」との戦闘になる。(正確な名前不明)
彼は大鎌を使い、非常に高い機動力を持ち、非常に強力な霜の魔法を仕掛けてくる。大鎌の攻撃スキルはかなりの範囲で、霜焼けになると受けるダメージがすべて増加する。何度か激しい攻撃を仕掛けてみるものの、彼のヒットポイントはほとんど減らない。
彼の大鎌は出血と凍傷の両方のダメージを与えてくるため、武器強化には凍傷の魔法と他の魔法の特性が重複することが確認できる。

小さな黄金樹

狭間の地の各所には「Minor Erdtree(小さな黄金樹?)」が点在し、そこにはそれぞれボスがいる。
ある小さな黄金樹の下では、周囲に壊れた大きな壺が散乱しており、そこに「Erdtree Avatar(黄金樹の化身?)」と呼ばれる、ニョロニョロした木のような怪物がいて、素早く、かつ攻撃的に迫ってくる。霊体召喚に頼るほどのかなりタフな戦いだった。
報酬は「霊薬の聖杯瓶」に混ぜて、さまざまなバフや効果を生み出すことができるアイテムだった。
このボスを倒しても大きな変化はないようだったが、マップには金色の「Minor Erdtree(小さな黄金樹)」マークが表示されるようになった。

また、各エリアの教会や祠で、「霊薬の聖杯瓶」の効力をアップグレードするアイテム「結晶雫」を見つけることができる。
「Minor Erdtree(小さな黄金樹)」には、「霊薬の聖杯瓶」の構成要素としての「破裂した結晶雫」や、スタミナ最大値を一時的に高める「緑溢れの結晶雫」があった。これらは、CNT時「林脇の洞窟」のボス部屋にある宝箱から手に入る報酬だった。

金色の木の枝

周囲を探索すると、地面に金色の木の枝が生えていることに気づく。
これらの枝からは通常、聖杯瓶のアップグレードに使用する「Golden Seeds(黄金の種)」を入手できる。

聖杯瓶をアップグレードするのに必要な量は徐々に増える。最初は1つの種でアップグレードできても、最終的には聖杯瓶1本につき複数の黄金の種が必要になってくるため、道中にある金色の木の枝には常に目を光らせておくべき。

タリスマン

今作のタリスマンはソウルシリーズでいうところの指輪のように装備でき、この緋色琥珀のメダリオンは最大HPを増加させる。

タリスマンは指輪より面白い存在となっており、デザインも性能も様々。例えば下記のような武器の種類に関する性能を持つものがあった。
・ツインブレードによる連撃の最後の攻撃のダメージを増加させるもの
・曲剣のガードカウンターダメージを増加させるもの
・斧の突撃攻撃のダメージを増加させるもの

強化素材「鍛石の欠片」

CNT時、リムグレイブの平原では「鍛石の欠片」が落ちる量が多かった。
鍛石の欠片は、武器/盾および戦灰を強化する鍛冶アイテム。
平原にある石像を壊すと鍛石の欠片が6つ手に入り、近くの巨人を倒すと必ず1つ鍛石の欠片をドロップし、くすぶっている巨人(土偶巨人?)は3つドロップしていた。
最終ビルドでは石像は欠片を3つしか落とさず、巨人は必ずしも欠片をドロップするとは限らないし、くすぶっている巨人(土偶巨人?)はなにも落とさなくなっていた。

最終ビルドをプレイする中で鍛石の欠片を多く見つけられた場所は、鉱夫が多くいる洞窟だった。(リムグレイブ坑道?)

霊体召喚

「霊喚びの鈴(れいよびのすず)」(霊体召喚用アイテム)はゲーム初期から用意されているものの、召喚する霊体を見つけるのはCNT時よりも困難になっていた。
ただし最終ビルドで見つけた霊体はどれも強力で、例えば「ゴドリックの兵士」という霊体は2体の霊体を召喚し、1体は近接戦闘、もう1体はクロスボウで遠距離攻撃という霊体だった。

霊体召喚にはFPを使用するが、強い霊体を召喚するには多くのFPを消費するようデザインされており、将来的にフロムがバランス調整を行う場合はFP消費量の調整が有効となるだろう。
実際、霊体召喚するためのFPが足りず、精神力ステータスを上げざるを得なかったほどだった。

環境変化による影響

浜辺を霊馬で走っている際に、突然黄金樹から金色の葉の雨が降ってきた。これは自分のキャラにバフを与えてくれた。
何のバフかはわからなかったが、天候などの環境がランダムにバフを与えてくれるのはおもしろかった。
このバフを上手く利用して、近くのフィールドボスなどと対峙することもできる。

その他

  • 「パッチ」が登場する
  • 「月光の大剣」や「ストームルーラー」も登場する
  • ダークソウルにあった「絵画世界」は登場しない
  • リムグレイブで出会った多くのキャラクターが、仮面をかぶっていたり、表情が分かりにくかったり、複数の顔を持っていたりすることに気づき、それが何を意味するのか考えさせられる。

参考サイト・動画

VaatiVidya
https://www.youtube.com/watch?v=BIA1IlZKYoQ&t=4s

VG247
https://www.vg247.com/elden-ring-preview-hands-on-gameplay

FextraLife
https://www.youtube.com/watch?v=dvVKdhl-C_A
https://fextralife.com/elden-ring-new-gameplay-full-game-hands-on-preview

Eurogamer
https://www.eurogamer.net/articles/2022-02-10-elden-ring-final-preview

Gameinformer
https://www.gameinformer.com/feature/forging-the-future-of-fantasy
https://www.gameinformer.com/2022/01/28/elden-ring-discovering-raya-lucaria
https://www.gameinformer.com/2022/01/28/elden-ring-exploring-the-roundtable-hold
https://www.gameinformer.com/2022/01/28/elden-ring-taking-on-godrick-the-grafted
https://www.gameinformer.com/2022/01/28/a-field-boss-battle-in-elden-ring-the-bonebeckoner-mariner
https://www.gameinformer.com/2022/01/28/the-moonlight-greatsword-is-in-elden-ring-along-with-other-from-software-easter-eggs
https://www.youtube.com/watch?v=oVqQTUmrmX8
https://www.youtube.com/watch?v=muSrTJCbNsw

-ELDEN RING